Remote-learning-system

遠隔授業システム

遠隔授業システム誕生の背景

近年増加する通信制生徒数と
在宅授業の需要

文部科学省が発表した2021年度学校基本調査(5月1日現在、速報値)によりますと、通信制高校生徒数は、前年度から1万1,480人増加して21万8,428人となり、2021年は前年度以上の生徒増がありました。
高校生15人に1人が通信制高校生という割合になります。

また、日本だけでなく、世界銀行はコロナ危機で世界中の教育システムが停止し、16億人以上が学校閉鎖の影響を受けたと指摘。
新型コロナウイルス禍の学校閉鎖などによる学力低下で、生徒らが生涯を通じて得られるはずだった収入を失い、世界全体で損失額が17兆ドル(約2千兆円)に上る可能性があるとの試算を報じ、学習機会を失った子どもは読解力や計算能力が低下し、学習危機が長引いている現状を「子どもや家族、世界経済に壊滅的な影響を与える可能性がある」と警鐘を鳴らしました。

通信制高校生徒数の推移
通信制高校生徒数の推移(単位:千人)

在宅でも教育を受けられるオンライン環境の整備が、急速に求められています。

オンオフラインの授業・講義内容の理解を深化させるガジェット
「遠隔授業システム」

そこで、NPO法人IoTメディアラボラトリーの西和彦氏、山岡教授より、ウェブ授業等において漫然と聞かせているより、受講者側にも何らかのアクションを起こさせた方が理解度が高まるという他所での実験結果をもとに、このような機器がつくれないかとの示唆を頂き製作に至りました。

西和彦氏、山岡教授の学校に関する知見・ニーズを惜しみなく盛り込み、同氏らとともに共同で特許出願しております。

遠隔授業システム

IoTメディアラボラトリーについて

2017年4月より、東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻中尾研究室内の講座の一つとして、IoTメディアラボラトリーとしての活動を開始。(旧:東京大学工学系研究科機械工学専攻 IoT メディアラボラトリー)
IoTなどの研究を行うとともに、学部生に対する IoT 演習の指導や大学院修士課程学生に対するIoTを中心としたPBL(Project Based Learning)の指導を行っている。
2021年9月より特定非営利活動法人IoTメディアラボラトリーとしてIoTの普及等を目的として活動中。

西和彦氏

西和彦氏

NPO法人IoTメディアラボラトリー理事長/アスキー創業者・元社長/米マイクロソフト元副社長

1956年生まれ。兵庫県神戸市出身。1975年早稲田大学理工学部機械工学科に入学、在学中に株式会社アスキーを創業。
創業間もない米国マイクロソフト社に参加し、極東担当副社長、新技術担当副社長を経て、ボードメンバーとなる。IBMパソコンの開発においてハードウエアのコンセプト立案を行い、MS-DOS、GW-BASIC、MS-WINDOWS、MS-MOUSEを推進した。
1986年、アスキー社長。1989年アスキーの株式を店頭公開し、最年少の株式公開企業の社長(当時)となった。
1999年に工学院大学大学院にて博士号を取得し、1998年から2000年まで国際連合大学高等研究所副所長、2000年から2003年まで米国マサチューセッツ工科大学メディア研究所客員教授。2001年から須磨学園学園長。記事、論文、著書、訳書、多数あり。
非常勤で国内外各社の戦略コンサルティングを行っている。

(日経BPより)

「遠隔授業システム」の
メリット

  • 自宅など、教室にいなくても
    遠隔で授業に参加することができます
  • 参加型の授業により、集中力を維持させ、理解を促します
  • 誰が早く押したか、授業の習熟度など、
    数値化された情報を得ることができます
  • RFIDタグ内蔵の学生証で、
    出欠確認が簡単かつ正確にできます
  • 生徒が着席しているかどうかを感知できます

遠隔授業システムの
使用方法と機能

使用方法

  • 生徒側(参加者):USBで接続
  • 学校側(ホスト):管理画面で参加者の状態を把握

ご使用の際は専用アプリをインストールしていただきます。
参加者(生徒)側アプリのボタンの状態(ボタン押下・学生証提示による出席確認・近接センサーによる離着席)を、リアルタイムにホスト(学校)側アプリへ通知します。

遠隔授業システムの使用方法

各部位の説明

  • ① 参加者側がボタンを押下すると、ホスト側アプリに通知されます
  • ② ホスト側アプリからも、ボタンのLEDを点灯・消灯させることができます
  • ③ 内蔵のLegame2が近接センサーとして、
    ボタン付近にいるかいないかを感知します
  • ④ 学生証は内蔵のRFIDリーダーにより識別されます
遠隔授業システムの各部位の説明

遠隔授業システムの利用シーン

オンライン・オフライン
両方で利用可能

最初に導入された関西の進学校においては、ウェブ授業だけでなく、対面授業での利用も検討されています。
オンラインはもちろん、オフラインなどあらゆる利用シーンで広くお使いいただけます。

不登校児童への
教育支援ツールとして

不登校児童対策にも対応できるのではと、複数の市町村からお問い合わせを受けており、新しいコミュニケーションツールとして活用が期待されています。

メディア掲載

新聞令和4年4月12日付 産経新聞12面
「Fuji Sankei Business i. オンライン授業「魔法のボタン」で成績↗」
当該紙面に「遠隔授業システム」の記者発表(令和4年3月25日開催)の記事が掲載されました。

仕様

サイズ
(mm)
W 120 × D 120 × H 90
電源 5V(USB経由で給電)
OS 現時点ではWindows 版を提供、
今後各プラットフォームに対応予定
付帯機能 弊社開発・製造している非接触型バイタル小型センサーLegame2を搭載
価格 オープン

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